仙台には美味しいおすすめのせり鍋の名店がたくさんあります。せりは根っこまで食べられるほか、ビタミンCやミネラルが豊富にあります。
また、さっと火を通すだけですぐ食べられるので、鍋にすることでたくさんのせりを食べられることが特徴です。
この記事では、仙台にあるせり鍋の名店を紹介します。ランチや個室の有無も併せてまとめているのでぜひチェックしてみてください。
仙台名物のせり鍋が美味しい名店おすすめ10選!
せり草庵
せり草庵は、仙台駅から徒歩3分のせり鍋と和食のお店で、落ち着きある店内は全席個室となっています。
せり鍋はたっぷりのせりと鴨肉・ねぎを中心に、地元仙台の食材をふんだんに使っていることが特徴です。
そのほかの和食はボリュームがあり、季節の食材を満喫できるなど、満足度の高い口コミが多く寄せられています。また、飲み会向けのコースは料理9品から、地酒が18種類もついて飲み放題と太っ腹なのも魅力です。
住所:宮城県仙台市青葉区中央3-6-12号 仙台南町通りビル2F
営業時間:月曜~日曜: 15:00~22:00
定休日:年中無休
電話番号:022-217-1660
個室:あり
公式HP:せり草庵
佗び助
佗び助は、仙台のせり文化を牽引するお店で、女将が土作りからたずさわるせりを味わうことができます。
せり鍋は素材の味を活かすために、女将自らさっと火を通してお椀に盛り付けてくれます。太くて立派なせりの根は甘みがあり鴨肉との相性バツグン。純和風のスープに鴨の旨味が広がり、〆にはうどんやご飯を選択できます。
本物のせりを味わいたい、お酒とともに楽しみたいという方におすすめの名店です。
住所:宮城県仙台市青葉区立町6-16
営業時間:月曜~金曜:17時~23時、土曜:17時~22時
定休日:日曜
電話番号:022-217-8455
個室:あり
参考URL:佗び助
いな穂
いな穂は、仙台ならではの海の幸やくじらのベーコンなどとせり鍋を味わえる居酒屋です。せりしゃぶと呼ばれることもあり、スープが温まったところへ葉は数秒、根は20秒程度浸していただくスタイルです。
シャキシャキした歯ごたえと爽やかな香味・かすかな苦味を堪能できます。鴨肉で巻いて食べるのもおすすめです。
〆はもち・うどん・ラーメンから選択可能、シーズンによってはせりの根がないこともあるので要チェックです。
住所:宮城県仙台市青葉区中央1-8-32 名掛丁センター街
営業時間:月曜~土曜:15時~23時
定休日:日曜
電話番号:022-266-5123
参考URL:いな穂
ひとひら
ひとひらは、元祖せり鍋どころ出身の店主が丹精こめてつくるせり鍋の名店です。鴨肉は生の状態で提供され、立派な根をはやしたせりは存在感もあります。
鍋自体はお客さんが自分で具材を投入するスタイルで、せりの火の通し具合も好みに調節できます。鴨肉の旨味がスープに広がると、せりを運ぶ箸が止まらないと人気を集める逸品です。
ひとひらに通うお客さんたちの間では地酒をあわせるのが通なのだとか。
住所:宮城県仙台市青葉区国分町2-1-23 谷風ビル B1F
営業時間:月曜~金曜:17時~22時、土曜・日曜・祝日:17時~21時
定休日:水曜
電話番号:022-721-2780
参考URL:ひとひら
わのしょく二階
わのしょく二階は、一番町商店街から曲がったところにあり、店内はテーブル席3つとカウンターのみのコンパクトなお店です。せり鍋は提供された時点で鴨肉の肉団子が入っていて、せりは40センチを超えるほど立派なものを堪能できます。
シンプルながら葉・茎・根のそれぞれを食べ比べでき、鴨の肉団子も柔らかくて美味しいと多くのファンを唸らせています。〆はご飯を入れてスープの染み込んだおじやを味わうことができます。
住所:宮城県仙台市青葉区一番町2-5-15 一番町ビル2F
営業時間:17時~24時
定休日:不定休
電話番号:022-224-6040
個室:あり
参考URL:わのしょく二階
せり鍋と純米酒の店 月の暦
せり鍋と純米酒の店月の暦は、比内地鶏を使ったせり鍋が美味しいお店で、温かみあふれる間接照明に癒やされる、落ち着いた純和風の店内でくつろぐことができます。
せりは秋田三関セリというブランドせりを使用、比内地鶏のうまみとともにいただきます。また、宮城・秋田を中心とした地酒が豊富にあり、個人利用はもちろん宴会にもぴったりです。
ランチタイムは料理10品の会席ランチが人気を集めています。
住所:宮城県仙台市青葉区国分町2-8-15 デュプレックス仙台2F
営業時間:ランチ:12時~14時30分、月曜~土曜・祝日前17時~24時
定休日:日曜
電話番号:022-796-8136
ランチ:あり
個室:あり
公式HP:せり鍋と純米酒の店 月の暦
壱銭屋 善平
壱銭屋 善平は、11月~4月にかけてせり鍋を提供する地酒・焼酎のお店です。使用するのは三関せりで、大ぶりにカットされた鴨肉とともにいただきます。
出汁の効いたスープに三関せりをくぐらせ、シャキシャキと爽やかな香味を味わうことができます。
また、牛タンや海の幸、気仙沼ホルモンなどの宮城の郷土料理にも人気があり、その日の魚介類を使った握り寿司盛り合わせなど、幅広いメニューがあるのも人気の理由でしょう。
住所:宮城県仙台市宮城野区名掛丁114 ソレイユエスト名掛丁2F
営業時間:月曜~木曜・祝日:11時30分~14時30分、17時~23時、金曜・土曜・祝前日: 11時30分~14時30分、17時~翌0時
電話番号:022-296-6333
ランチ:あり
個室:あり
公式HP:壱銭屋 善平
糀や仁太郎 仙台駅前店
糀や仁太郎 仙台駅前店は、仙台市営地下鉄仙台駅から徒歩3分、昼飲みや昼飲み会にも使えるお店です。せり鍋が付いたコース料理をはじめ、金華さばやはらこ飯・牛タン・仙台ふを使った料理を楽しむことができます。
せり鍋は鴨の出汁が良く効いていてせりをくぐらせると、鴨の旨味とせりの香味を1度に堪能できます。鴨と一緒に食べてもまた違う歯ごたえが面白いと人気を集める一品です。宮城の食材を食べてみたい方はぜひ。
住所:宮城県仙台市青葉区中央2-2-38 フォーシーズンビル8階
営業時間:月曜~土曜:13時~23時(状況により変動あり)
定休日:日曜
電話番号:022-395-8875
ランチ:あり
個室:あり
公式HP:糀や仁太郎 仙台駅前店
宮城の蔵
宮城の蔵は、温かみある和風の店内でせり鍋や牛タンを楽しめるお店です。せり鍋はコースに付くことが多く、飲み放題プランにすると宮城の地酒も飲み放題になることが特徴です。
また、透き通るイカの身が美しいイカの姿盛りや、笹かまや牛タンを七輪で炙る伊達政宗コースなど、宮城ならではの工夫を凝らしたメニューが目を惹きます。
なお個室は1日先着3組限定、早めの予約をおすすめします。
住所:宮城県仙台市青葉区中央4-1-3 プレイビル3階
営業時間:月曜~日曜・祝日・祝前日:16時~翌1時
定休日:不定休
電話番号:050-5451-7833
個室:あり
参考URL:宮城の蔵
伊達な郷土料理と原始焼 牡鹿半島 仙台駅前店
伊達な郷土料理と原始焼 牡鹿半島は、いろりの原始焼きで焼き上げる焼き魚が人気を集めるお店で、せり鍋も提供しています。
せり鍋はせりの追加が可能、鴨のつみれが多めなので心ゆくまでせり鍋を堪能できることが特徴です。また、宮城の魚介類を使ったメニューが豊富なので、せり鍋・お刺し身・原始焼きなどのようにも楽しめるでしょう。
なお、掘りごたつ式の個室があるので、記念日や飲み会のときもゆったりできます。
住所:宮城県仙台市青葉区中央1-8-38 AKビル8F
営業時間:月曜~土曜・祝前日:17時~翌1時、日曜・祝日:17時~24時
定休日:なし
電話番号:022-714-0533
個室:あり
公式HP:伊達な郷土料理と原始焼 牡鹿半島 仙台駅前店
仙台名物の『せり鍋』とは?よくある質問
せり鍋とは、春の七草であるせりをメインにした鍋で、せりの名産地宮城の郷土料理です。せり鍋が知られるようになったのはここ10年程度のことで、鶏肉もしくは鴨肉の出汁にせりをくぐらせていただきます。
このときせりの根っこも入れるのがせり鍋の醍醐味で、甘みがあり見た目とのギャップも面白いでしょう。
仙台のせり鍋のいつからいつまでが旬の時期?
せり鍋は宮城の冬の風物詩として知られていますが、具体的には11月から4月くらいまでせりの時期です。
11月から2月ごろまでのせりを冬せりといい、3月から4月ごろにかけては春せりと呼ばれます。冬せりは根っこに甘みを持つためせり鍋にするなら由布セリがおすすめです。
なお、春せりは根っこがカットされてしまうため、根っこを味わいたいなら寒い時期が良いでしょう。
春せりの根っこがカットされるのは、次のシーズンに向けて根を植える都合からなのだそうです。
せり鍋の作り方、レシピは?
せり鍋に必要な材料や作り方の手順などのレシピを紹介します。
材料
ごぼう 10センチ程度
せり 1束
長ネギ 1本
鶏もも肉 140g
だし汁 300ml(カツオ・こんぶ・鶏ガラなどお好みで)
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1/2
塩 少々
作り方
1.ごぼうは洗い皮をこそぎささがきにして水にさらしておく
2.せりは水で洗い、根の部分は丁寧に泥を落とし4~5センチ程度にカットしておく
3.長ネギは斜め切り、鶏もも肉は一口大に切る
4.鍋にだしとごぼうを入れて中火にかける
5.ごぼうが柔らかくなったら、鶏もも肉・長ネギ・せりの根を入れる
6.鶏もも肉に日が通ったら、調味料をいれて味を整える
7.せりの葉・茎の部分を入れて30秒ほど煮る
参照URL:https://www.city.sendai.jp/waka-zoshin/wakabayashiku/kenko/kenkozukuri/documents/h30-1.pdf
まとめ
今回は仙台にあるせり鍋の名店を紹介しました。せり鍋はせりをたっぷり入れて根っこの先まですべて食べることが特徴です。特に年末年始の寒い時期は根に甘みを持つため、出汁と相まって美味しくいただけます。
お店によって使用するスープはさまざまあり、鴨肉や鶏肉、スライスやつみれなど形状も異なります。
仙台を訪れた際はいくつか異なるスープのせり鍋を食べ比べするのも面白いでしょう。気になるせり鍋の名店が見つかった方はさっそく問い合わせてみてはいかがでしょうか。